国道３９８号：きょう全線開通 紅葉に間に合った 喜びの小安峡温泉・・・・

大地震以来２年３カ月ぶり

秋・・・紅葉・・・。

国道３９８号全線開通により小安峡温泉へ・・・・

小安峡温泉　旅館　多郎兵衛

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国道３９８号：きょう全線開通　紅葉に間に合った　喜びの小安峡温泉　／秋田 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100918ddlk05040004000c.html

０８年６月に発生し、県内でも大きな被害が出た岩手・宮城内陸地震の被害により宮城県内の一部区間が最後まで通行止めになっていた国道３９８号。

紅葉のシーズンを前にした１８日正午、約２年３カ月ぶりに全線開通する。地震の被害に加え県外からのメーンルートを遮断されて大きな打撃を受けた湯沢市の小安峡温泉の関係者は、客足の回復に大きな期待を寄せている。

【野原寛史】

温泉郷を代表する旅館の一つ、多郎兵衛旅館を経営する皆瀬観光協会の伊藤多郎兵衛会長（６７）は「２年３カ月は長かった。３９８号の開通は一番の喜びです」と話す。

県南東端にある同温泉郷は、地震で旅館や民宿の建物の一部が損壊。さらに温泉郷を貫き宮城県栗原市に通じる国道３９８号と、岩手県一関市に通じる国道３４２号がいずれも不通となった。

両国道は大規模な土砂崩れや橋の崩落など被害が大きく、復旧工事は長期化。県内の横手・湯沢側からのルートしかない「袋小路」となった。

市や県の支援も受けながら耐え抜いてきた温泉郷に光が差したのは、５月の国道３４２号復旧。大きな効果とまではいえないが、岩手県側へ通り抜けができることで観光客の流れが戻りつつある。